【2025_22】二次募集に向けてのメッセージ

2025/12/18入ゼミ
19期 種房暖

こんにちは!山ゼミ19期の種房 暖です! 

このゼミ員ブログリレーをよく読んでいる人ならお気づきかもしれませんが、今回で2回目の登場となります! 

 

今回は、実際に僕自身が去年「二次選考」で山ゼミに入った経験を通じて、二次選考に当たっての心構えや持つべき姿勢を少しでも皆さんに伝えられたらな、と思っています。ルール上、山ゼミの選考基準に関する具体的な内容は記述できないので、あくまでも一般的な内容となってしまいますが、皆さんに是非読んでいただきたいと思っています。少し長いですが、きっと役立つ情報もあると思うので、是非最後までお付き合い下さい! 

 

↓今回のブログのアウトラインは以下の通りです。  

 

1. 自己紹介 

2. ゼミに入るべき理由 

3. 二次募集で受験すべきゼミの選び方 

4. 二次選考の対策方法 

5. さいごに 

 

 

〈1. 自己紹介〉(以前も紹介したので手短に!)  

名前:種房 暖  

出身:東京   

バイト:塾講師(某中学受験塾)  

係:副代表  

趣味:洋服(表参道や銀座あたりをよくブラブラしてます)、ご飯、映画・アニメ 

 

11月,12月はゼミ活動や遊びのイベントが目白押しで本当に激動の二ヶ月でした。その分、本当に充実した生活を送れていたので本当にこのゼミに入れて良かったなと、心から思いました。(先生や先輩、同期のみんなに感謝です🙏) 

 

↑これは先日、ゼミのみんなとカフェに行った時の写真です。ほぼみんな遅刻して、二人がまだ間に合っていないときのものです(笑) 

※左から順に、なな、こうへい、僕です。 

 

 

〈2. ゼミに入るべき理由〉 

ここからは少し真剣な内容になります。 

まず、今このブログを読んでいる人は焦りや不安を感じていると思います。去年の僕もまさにそうでした。 

僕は、一次募集では商業学フィールドの清水聴研究会を受験したのですが、二段階目の試験の面接で落ちてしまいました。当時の僕はゼミの試験で落ちることなんて事は想定しておらず、また親も「ノンゼミはありえない」という思想の持ち主だったので、一次選考に落ちてしまった後の去年のクリスマスから二次選考直前の年末年始にかけては、非常に鬱々とした気分で過ごしたのを覚えています。 

 

というのもやはり、二次募集以降でゼミに入るのは難しいからです。もう調べている方はご存知だと思いますが、そもそも二次募集をしているゼミの数が少ない&募集人数が少ないので、必然的に二次募集以降でゼミに入る難易度は高くなります。 

 

「じゃあめんどくさいし、僕は(私は)ノンゼミでもいいや」と思う人もいるかもしれませんが、僕はこの意見には反対です。巷では「別にノンゼミでも問題ない」「ノンゼミのほうが楽」「むしろノンゼミの方が就活に集中できるから就活に有利」など 

色々囁かれていますが、それでも慶應商学部全体の6~7割の人はゼミに所属しています。そもそも慶應商学部ではゼミ全体の定員が商学部全体の定員の6~7割ほどしかなく、全員がゼミに所属することは元々できない様な設計になっています。その背景には教員の人員不足などもあると思いますが、“意図的に在学中から学生同士に競争をさせる目的”もあると聞きます。いわば、ゼミ選考は、更にその先の就職活動や社会をも見据えた活動なのです。 

ここからは、もう少し詳しく「ゼミに所属するべき理由」を述べていきます。 

まず、「就活はノンゼミでも問題ない。ノンゼミの方がむしろ有利。」という意見について。これは一部の人に限っては間違いでは無いと思います。すでに公認会計士の資格を取っている(もしくはもう取れそうだ)、長期の留学経験がある、体育会に本気で取り組んでいる、複数の長期インターンの経験があり現在も継続的に忙しいなど、今自分自身がやりたいこと・すべきことが既にはっきりとしていて、ゼミ活動よりもそれらを優先する必要がある、といった人はゼミに入らずとも、自らの目標や夢を追い続けて良いと思います。しかしながらみなさんもご存知の通り、この様なタイプの人はごくごく僅かです。(余談ですが山ゼミには長期の留学経験や長期インターンの経験、他にも様々な課外活動とゼミ活動を両立している人が多数在籍しています。) 

残念ながら、ノンゼミとなってしまった人の多くは、単純に学力やコミュニケーション能力の側面において、あまり魅力的ではない方であったり、そもそも学業活動にあまり真剣に取り組んでいない方であったりと、そのような印象を受ける方が多いです。実際、就活の場においても「あなたが学生時代に学んだことはなんですか?(≒ゼミで学んだことはなんですか?)」といった質問をされる機会があったり、ゼミの教授と企業の方が知り合いであったり、ゼミ生同士で情報共有をしたり、OB・OG訪問がしやすかったり…etc と、ゼミに所属しているメリットは数多く挙げられます。やはりそれ相応のしっかりとした理由がなければ、ゼミに入らないという選択は長期的な視点で見た際に、皆さんの人生にとってマイナスの影響を及ぼしかねません。 

 そして次にゼミに入るべき理由、それはやっぱり楽しいからです。急に感情論的になってしまって申し訳ないのですが、イメージとしては楽しいサークルに所属している感じです。(もちろん勉強が主たる活動ですが(笑))「サークルでもう友達がいるからいいや」「バイト先のコミュニティがあるからもう新しいコミュニティは必要無いかな」そうお考えの人も多いかもしれませんが、ゼミに入っているのと入っていないのとでは、三田キャンパスにおける学業面での満足度は大きく変わってくると思います。サークルとは異なり、同じ学業に励む仲間が得られるという点では中高時代のクラスに近しいものがあると思います。最初は「ゼミ活動はほどほどに…」というスタンスだった友達が、気づいたらゼミ活動にどっぷりハマっていた、なんてケースも少なくありません。 

 

ここまで、大きく2点に分けて「ゼミに入るべき理由」を書いてきましたが、大前提、このブログを読んでいるということは、皆さんは「二次募集で山ゼミを受けてみたいかも」とお考えだと思います。大歓迎です。是非受験してください! 

というのも、今年山ゼミでは二次選考で5名もの人を募集しています。(昨年は2名) 

そのため僕達ゼミ生としては是非色々な人達に山ゼミを受けてほしいと思っているわけなのですが⋯、当然皆さん2年生からすれば、そんな気楽なものではありませんよね。万が一落とされでもしたらたまったものじゃありません。そのため、次は「二次募集で受験すべきゼミの選び方」について僕からアドバイスさせて下さい。 

 

 

〈3. 二次募集で受験すべきゼミの選び方〉 

結論から言うと、二次募集の中で、今自分が一番行きたいゼミを受験すべきです。 

おそらく皆さんは各ゼミの倍率を一番気にしていると思います。「自分の志望順よりも倍率の低さを優先して、ノンゼミとなるリスクをなるべく低くしよう…」この発想は一見賢そうに見えて、実は入ゼミ試験においては一切役に立ちません。というのも、多くのゼミで入ゼミ試験は面接がメインであり、そのゼミへの熱量が(相対的に)低いことが必ずバレるからです。 

そもそもどうして各ゼミが二次募集をしているのか、その理由は大きく2つに分けられます。 

 

①一次募集では志願者数が少なく、ゼミ運営に必要な最低限の人員を確保できなかったため仕方なく。 

②一次募集では多数の志願者がいたが、更に良い人材を募るためにあえて二次募集を実施している。 

 

山ゼミを含む多くのゼミは後者の②の理由で二次募集を実施しています。(①の理由で二次募集を実施しているゼミは、やはり人気がなく、三次募集も実施しているイメージがあります。)何が言いたいのかというと、二次募集では、皆さん2年生に求められているレベルも軒並み高いということです。当然、生半可な決意や熱量で受験しても良い結果につながるとは到底思えません。だからこそ、今自分自身が最大限の熱量を持って、心から「絶対にこのゼミに入りたい!!!」というゼミを受験すべきです。皆さんのその情熱は、きっと面接官であるゼミ員や先生に届くと思います。 

 

先程僕は長々と「ゼミには入るべきだ」と述べてきましたが、それでもゼミへの加入が必須ではない以上、興味もないゼミにとりあえず形だけ加入するのは勿体ないと思います。自分の中で納得の行かないゼミに所属して、3・4年生の1~2年間を中途半端に過ごすくらいなら、多少倍率が高くとも今自分が一番行きたいゼミを受験したほうがいいというのが僕の持論です。結果が良ければそれでいいですし、悪かったとしても切り替えて長期インターンを始めるなど、別の活動にそのエネルギーを昇華したほうがよっぽど充実した日々が送れると思います。ゼミに入れなかったからと言って大学生活が台無しになるわけではありませんし、まだこの後には三次募集も控えています。そのため、二次募集の段階では本気でチャレンジしていいと思います!不安でいっぱいだと思いますが、本当に応援しています。 

 

 

〈4. 二次選考の対策方法〉 

では、ここからは二次選考に向けて、どの様な対策をすればいいのかについて述べて行きます。ひとえにそれは、圧倒的な準備です。といっても、具体的には、 

 

①一次選考でなぜ自分が落ちてしまったのかの自己分析と弱点の克服 

②自分が本当にそのゼミにとって欲しい人材像となりえているかの客観視 

 

の二点に大別できると思います。 

まず、①について。みなさんは既に一次選考を経験して、各ゼミの人からフィードバックはもらっていないにしろ、なんとなく自分が落ちてしまった理由に心当たりがあるはずです。「ESをもっとしっかり書いておけばよかった...」「面接で詰まってからうまく答えられなくなっちゃった...」「発表・課題がうまくいかなかった...」など、みなさんはそれぞれ胸の内に後悔や悔しさを秘めていると思います。なので、これらの反省点を全て洗い出して、自身の弱点を克服した完璧な状態で、自信を持って二次選考に臨みましょう!先述したように、二次選考は非常にレベルの高いライバルと競い合うことになります。僅かなミスでも、それが悪い結果に繋がってしまう事は往々にしてあります。まさに、備えあれば憂いなしです。 

次に、②について。これは、当たり前のようでいて、意外と難しいです。「仮に自分自身が面接官だったとして、自分の様なES・面接の受け答えの人をゼミ生として迎え入れたいかどうか」という話です。事前に入念に情報収集をし、そのゼミのことをある程度理解していることは大前提として、ESの文章の書き方や、面接時の態度に関するアドバイスをします。自身を客観視する一番手っ取り早い方法としては、自分のESや面接の受け答えを友達や両親に見てもらう・聞いてもらうという方法があります。僕のおすすめとしては、AIなどではなく、生身の人間にチェックしてもらうことです。先述したように、多くのゼミで入ゼミ試験は面接がメインであり、皆さんは対人間に自身の魅力をアピールしなければいけません。いくら論理的に整合性が取れていて、完璧な内容であったとしても、人間味の無い内容や、ロボットのように無愛想な受け答えなどは、皆さんの印象を大きく損ねてしまいます。面接では、緊張しているなか難しいとは思いますが、自分がこれから友達になりたい人と話す時の様に、誠実に・感じ良く受け答えする事を意識するといいと思います! 

 

 

〈5. さいごに〉 

ここまで、非常に当たり前の様な内容をつらつらと4000字近く書いてきて、読んできた人の中には「時間を返せ!」と怒り浸透の人もいるかもしれません。しかしながら、少しでも「役に立ったなぁ」と思ってくれている人がいれば幸いです。普段の山ゼミの活動の様子、具体的なES・面接の対策方法などについては、既に他の19期や先生が事細かに書いてくださっているので、是非、他の人のブログも確認してみてください。 

今回のブログでは、途中少し二次選考に臨む皆さんの不安を煽るような記述もありました。ただ、このブログに書かれているようにきちんと対策し、努力すれば必ず皆さんの道は開けると思います。二次選考のプレッシャーに負けずに、頑張ってください! 

そして何より、山ゼミでは今回「5名程度の人」を二次募集しています! 

(きっと例年よりは受かりやすい(はず)です!) 

少しでも山ゼミをいいなと思ってくれた方、是非、山ゼミを検討してみて下さい! 

(12/20(土)に日吉で行われる入ゼミ説明会にもぜひお越し下さい) 

たくさんの方の受験を、心からお待ちしています!!! 

 

↑次回のブログには再びこの人が...!? お楽しみに!