【2025_21】山本勲先生から2年生へのメッセージ

2025/11/29教授, 入ゼミ
山本勲教授

これから入ゼミを考えている皆さんへ

こんにちは。山本勲です。
実はブログリレーに登場するのは、19年間ゼミを担当してきて今回が初めてです。3年生と飲んでいるときに「先生も書いてください」とお願いされ、少し緊張しながら書いています。どんなトーンで書けばよいのか迷ったので、ブログの雰囲気に合わせるために生成AIにも少し助けてもらいました。

自己紹介は こちらのページ にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
https://www.yamazemi.info/about/professor

今日は、最近の出来事や、山ゼミに興味を持ってくれている2年生の皆さんにお伝えしたいことを、いくつか書いてみます。


■ 最近の嬉しいできごと

ここ最近で一番印象に残っているのは、沖縄・慶良間諸島でのダイビングです。
念願だった ジャイアントマンタに、なんと 2日連続で遭遇することができました。水中を優雅に泳ぐ姿は圧巻で、思わず声を上げてしまうほどの興奮でした。

 

そのほかにも、

  • 歌舞伎・文楽の鑑賞
  • 海外の読者向けに英訳された日本文学を Audible(英語)で聴くこと
  • 東京デフリンピックの観戦

など、空いた時間を使って文化やスポーツを楽しんでいます。


■ 入ゼミ仮登録について

先日、入ゼミの仮登録者数が発表されました。
多くの2年生が仮登録してくれたことを、大変嬉しく思っています。

山ゼミのホームページで独自ESをダウンロードすると、次のメッセージが表示されます。

「山本勲研究会では、少なくとも3年次の三田祭論文への取り組みを優先することで着実に成長し、その成長を武器に、就活などにも取り組んでもらいたいと考えています。」

この文言には、私がゼミ運営で大切にしている考え方が凝縮されています。


■ 山ゼミの成長スピードは本当にすごい

このメッセージにもある通り、山ゼミの学生は「成長すること」を常に意識して活動しています。

今年の3年生も三田祭論文の分析を終えましたが、そのクオリティは研究者レベルと言ってもよいほどで、本当に誇らしく感じます。
ゼミやインゼミでの発表を見ても、堂々とわかりやすく説得力のあるプレゼンや質疑応答ができており、「4月に入ゼミしてからまだ8ヶ月なのに、ここまで成長するのか…」と毎年のように驚かされます。


■ 就活の早期化と、あえて伝えておきたいこと

近年、就職活動の早期化が進んでおり、「ゼミと就活の両立」を気にする2年生も多いと聞きます。
しかし、本格的な就活は 3年生の終わり頃からでも決して遅くありません(今年の三田祭論文の分析でその論拠になる結果が出ているので、よかったら3年生に聞いてみてください)。

むしろ山ゼミでは、3年の1年間で大きく成長します。
その前に就活を進めてしまうと、

  • まだ伸び切る前の自分を企業に評価されてしまう
  • 結果として、本来得られたかもしれない評価を取り逃す

という「かえってもったいない」状況が生じることもあります。

だからこそ、これから山ゼミを検討している皆さんには、

「ゼミで成長 → 伸びた自分で就活」

という順番を強く意識してほしいと思っています。


■ 入ゼミ試験で重視していること

最後に、入ゼミ試験について少し触れておきます。

私は、次のような人を高く評価します。

  • 自分の弱点を自覚し、それをゼミ活動で克服したいと考えている人
  • 自分には何かが足りないと感じ、それをゼミで見つけて伸ばしたいと思っている人

反対に、以下のような理由だけだと評価は高くなりません。

  • 「ゼミの雰囲気が良さそうだから」
  • 「先輩や同期が優秀そうだから」
  • 「自分は優秀なので、どのゼミでもやっていけると思うから」

ゼミは成長の場です。
だからこそ、

「山ゼミを使って成長したい」という明確な目的意識

を持っている人を求めています。

なお、入ゼミ選考では3年生の意見も取り入れますので、最終判断を私だけで行うわけではありません。参考程度に受け止めてもらえれば十分です。


■ 最後に

入ゼミ試験で、多くの2年生とお会いできることを楽しみにしています。
不安もあると思いますが、肩の力を抜いて、ぜひご自身の言葉でお話しください。それが一番よく伝わります。

それでは、皆さんにお会いできる日を心待ちにしています。